SBI証券とSBIネオモバイル証券の手数料のことを知りたい人向け
こんにちは、オサカナです。
2021/4/20、SBI証券がネオ証券化を謳い25歳以下の現物取引は実質無料(=売買手数料を全額キャッシュバック)にするというニュースがありました。
まじか!でもオサカナは対象外
松井証券やDMM.com証券なども追従する形で無料(や実質無料)を発表しています。
今後、他の証券会社や、対象年齢の幅は拡大していくものと思われます。
では元々手数料が低いことを売りにしていたSBIネオモバイル証券(ネオモバ)はどうなのか?
その観点でSBI証券とSBIネオモバイル証券の手数料を比較してみました。
【SBI証券とネオモバ】売買手数料を完全比較【どっちが安い?】
結論を言うと
- 1株から月に何度も取引するなら:SBIネオモバイル証券
- それ以外の取引方法なら:SBI証券
という選択肢になります。
いずれでも1株からの購入ができる「単元未満株(S株)」というものがあります。
※通常、国内株式の場合は単元(100株単位)株でしか購入できません
そして、この単元未満株(S株)の手数料に明確な差があることが分かりました。
SBI証券の25歳以下の実質無料では「単元未満株(S株)」は対象外になっています。
ちゃんと差別化されてた!
具体的な手数料を確認する
取引金額・回数による手数料を表で表してみました。
なお、実質手数料を分かりやすくするため、SBIネオモバイル証券で毎月付与されるTポイント200ptを手数料から差し引きした額で表現しています。
またSBI証券の「大口取引条件」は加味していません。
SBI証券・SBIネオモバイル証券の手数料比較表
黄色背景が安い手数料を表しています。
約定 金額 | 取引 回数 | 単元株(100株〜) | 単元未満株(1株〜) | |||
---|---|---|---|---|---|---|
SBI証券 [スタンダード] | SBI証券 [アクティブ] | ネオモバ | SBI証券 | ネオモバ | ||
0〜 50万 |
1 | 55〜275円 | 0円 | 20円 | 55〜 2,750円 | 20円 |
2 | 110〜330円 | 110〜2,805円 | ||||
5 | 275〜495円 | 275〜2,970円 | ||||
10 | 550〜1,045円 | 550〜3,245円 | ||||
〜100万 | 1 | 275〜535円 | 0円 | 900円 | 2,750〜5,500 | 900円 |
2 | 330〜550円 | 2,805〜5,555円 | ||||
5 | 495〜599円 | 2,860〜5,660円 | ||||
10 | 770〜1,045円 | 3,245〜5,995円 | ||||
〜300万 | 1 | 640〜 1,013円 | 0〜 1,718円 | 900円 | 5,500〜 16,500円 | 900円 |
2 | 695〜 2,026円 | 5,555〜 16,555円 | ||||
5 | 915〜 2,142円 | 5,720〜 16,720円 | ||||
10 | 1,135〜 2,417円 | 5,995〜 16,995円 | ||||
〜1000万 | 1 | 1,013円 | 2,598〜 4,798円 | 3,300〜 5,500円 | 16,500〜 55,000円 | 3,300〜 5,500円 |
2 | 1,068〜 2,026円 | 16,555〜 55,055円 | ||||
5 | 1,233〜 5,065円 | 16,720〜 55,220円 | ||||
10 | 1,508〜 12,688円 | 16,995〜 55,495円 |
考察
単元未満株(S株)を扱う場合ではSBIネオモバイル証券に軍配が挙がります。
単元未満株と単元株の組み合わせての月300万円までの取引であれば、SBIネオモバイル証券が良いです。
比較表では、単元株・単元未満株の取引を混ぜていないので表現できていませんが・・・
あと単元未満株だけで月300万円以上の取引することはあるのか微妙ですね(笑)
で、それ以外の場合はSBI証券に軍配が挙がります。
SBI証券の単元株のプランについても言及するなら、ざっくり
- 月300万まで、または1日の取引額が100万未満ならアクティブプラン
- それ以外ならスタンダードプラン
という感じ。
もっと分かりやすくならんものかね・・・
まとめ:証券口座の手数料を制するものは資産を増やす
今回は「SBI証券とSBIネオモバイル証券の違い 手数料編」ということで、どっちが安いのか、を調べてみました。
最初にも書きましたが、結論は
- 1株から月に何度も取引するなら:SBIネオモバイル証券
- それ以外の取引方法なら:SBI証券
ということになります。
手数料の話でいうと「ATM手数料>普通預金の利息」でATM手数料は馬鹿にならない、というのはよく聞きますよね。
同じように1回1回の手数料は安くて意識していなかったとしても、取引回数が増えれば馬鹿にならない額になります。
そういう手数料の無駄をなくせば効率がよく投資ができますよ。
つまり「証券口座の手数料を制するものは資産を増やす」です。
手数料を意識して投資効率を上げていきましょう
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(2021/7/3追記)他の単元未満株を扱う証券会社の手数料比較してみました!
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