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【ConoHa】テーマ「Cocoon」が更新できない問題を修正【設定移行】

【ConoHa】テーマ「Cocoon」が更新できない問題を修正【設定移行】 ブログのノウハウ
【ConoHa】テーマ「Cocoon」が更新できない問題を修正【設定移行】
対象者
  • Cocoonインストールフォルダを修正したいが設定移行方法が分からない
  • 2021年11月22日(月)以前からにConoHaでCocoonを使用している

こんにちは、オサカナです。
レンタルサーバ「ConoHa」でインストールした無料テーマ「Cocoon」が更新できない状態だったことが判明しました。

というのもConoHaのお知らせにこんなことがありました。

ConoHa WINGにて提供しておりますWordPressテーマ「Cocoon」について2021年11月22日(月)にインストール時の初期フォルダ名の変更の対応を実施させていただきました。

これまでConoHa WINGの機能からCocoonをインストールした場合にはサーバー上に設置されるテーマのフォルダ名が公式で提供されているものと差異がございました。

出典「【重要】[ConoHa] WordPressテーマ「Cocoon」更新に関するご案内」より

なんのこと?って感じですが

この初期フォルダ名の差異により
Cocoonに更新があってもWordPress内でテーマ更新ができない
影響が出てしまいます。

今回はCocoonインストールフォルダ修正と設定を引き継ぐ方法について解説します。

オサカナ
オサカナ

設定引き継ぎに苦戦したよ

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ConoHaのCocoonインストールフォルダの修正方法

説明

Cocoonインストールフォルダの修正には次の5ステップがあります。

作業一覧

(1)事前準備:設定のエクスポート・データのバックアップ
(2)再インストール:公式指定フォルダにCocoonをインストール
(3)テーマ変更:テーマを正しいインストール先のCocoonに変更
(4)設定移行:設定のインポート・設定の修正
(5)旧Cocoon削除:移行し不要になったテーマ削除

順番に解説していきます。

データをバックアップするなど、いつでも復元できる手順にしていますが、自己責任でお願いします。

(1)事前準備

この2つをしていればよいでしょう。

  • ①Cocoon設定のバックアップ
  • ②Cocoonスキンの確認
  • ③Cocoonテーマのバックアップ

①Cocoon設定のバックアップ

ここでは、Cocoonの設定をバックアップします。
これをしておけば、Cocoonの設定をいつでも復元できます。

実はデータベースに保管されているので「移行不要」ですが、設定変更は必要です。

Cocoon設定>バックアップを開く
Cocoon設定>バックアップを開く
「バックアップファイルの取得」をする
「バックアップファイルの取得」をする

↓テキストファイルがダウンロードされます。

cocoon_settings.txt
オサカナ(ニコ)
オサカナ(ニコ)

これは簡単ですね

②Cocoonスキンの確認

Cocoon設定の「スキン」を開く

Cocoon設定の「スキン」を開く

チェックしているスキンを確認

チェックしているスキンを確認

覚えておきましょう。
ちなみにこのサイトは「イノセンス」を使用しています。

③Cocoonテーマのバックアップ

ここではCocoonテーマのバックアップをします。
インストールフォルダ修正に失敗しても元に戻すことができます。

ConoHaコントロールパネルのサイト管理を開く

ConoHaのログインページ

ConoHaコントロールパネルのサイト管理を開く
ファイルマネージャーを開く
ファイルマネージャーを開く
テーマが格納されている「themes」を開く

public_html>ドメイン名(サイトによる)>wp-contet>themesを順に開いていきます。

テーマが格納されている「themes」を開く

オサカナの場合「cocoon」「cocoon-child」「cocoon-master」の3つのCocoonがあり、テーマはcocoon-childを適用していました。

もし次の2つに該当する場合、フォルダ修正の必要はありません。

  • 「cocoon-master」と「cocoon-child-master」がある
  • masterが付いていない「cocoon」「cocoon-child」がない
cocoonの名のつくテーマをバックアップする
  • themas内にあるcocoonの名のつくフォルダを1つ選択しを右クリック
  • メニューから「アーカイブ作成」
  • そして「ZIPアーカイブ」を選択
cocoonの名のつくテーマをバックアップする

保存する「ファイル名」を決める(そのままで問題無し)。

保存する「ファイル名」を決める(そのままで問題無し)。

アーカイブ作成処理が開始し、ZIPファイルができる。

アーカイブ作成処理
ZIPファイルができる

たまに失敗することがありますが、エラーダイアログは閉じて、再度処理すればOK

エラー「アーカイブを作成することができません。」

これをcocoonの名のつくフォルダそれぞれで繰り返せば完了です。
※オサカナは3つあったので3ファイル

オサカナ
オサカナ

手順は多いけど、ファイルマネージャーが便利で意外と簡単

(2)再インストール

ここからはCocoonを正しいフォルダにインストールをします。

ConoHaコントロールパネルのサイト管理を開く

「Cocoonテーマのバックアップ」の時にコントロールパネルは開いているので、そのまま作業できると思います。
ConoHaのログインページ

ConoHaコントロールパネルのサイト管理を開く
サイト管理のサイト設定を開く
サイト管理のサイト設定を開く
「WordPress」タブを開きテーマ「Cocoon」を選択の上、インストールする
「WordPress」タブを開きテーマ「Cocoon」を選択の上、インストールする
確認ダイアログを「はい」で続行する
確認ダイアログを「はい」で続行する

↓ファイルマネージャーから「themes」フォルダを見れば「cocoon-master」と「cocoon-child-master」が追加されています。

(3)テーマ変更

テーマを正しいインストール先のCocoonに変更します。

この作業後は「④設定移行」をするまではサイトのデザインが崩れることになります。そのためアクセスが少ない時間に行うことをオススメします。

外観>テーマを開く

外観>テーマを開く

有効になっていない「Cocoon Child」を有効にする

有効になっていない「Cocoon Child」を有効にする

※「有効化」のリンクに「cocoon-child-master」とあれば間違いない

(4)設定移行

正しいインストール先のテーマを有効化したら、次は設定を移行してきます。

Cocoonに関係する設定は8項目あり、そのうちフォルダ修正により設定移行が必須なのは「Cocoon設定」と「吹き出し(標準)」の2項目です。
ただし独自にカスタマイズしている人は「テーマ内ファイル編集」の項目も必要になります。

  • Cocoon設定移行必要(スキン&画像URL修正)
  • 吹き出し
    Cocoon標準:移行必要(吹き出し画像URL修正)
    ユーザ独自:移行不要(メディアライブラリの画像なら影響無し)
  • テンプレート移行不要
    ※Cocoonテーマ内ファイルを参照するものがあれば影響しますが、基本的にはないと思います。
  • アフィリエイトタグ移行不要
  • ランキング作成移行不要
  • アクセス集計移行不要
  • テーマ内ファイル編集移行必要(独自カスタマイズしていれば)
    ※(例)各種css、tmp-userフォルダ内のPHPなど

①Cocoon設定

Cocoonの設定を修正します。すべてフォルダが変わったことによる設定の修正です。
※/cocoon/を/cocoon-master/にする

設定保存で次のエラーが出る場合は、WAF設定の一時オフが必要になります。参考

閲覧できません(Forbidden access)
スキンの選び直し

Cocoon設定の「スキン」を開く

Cocoon設定の「スキン」を開く

スキンが未選択になっているので、もともと使用していたスキンを再選択する

使用していたスキンを再選択

スキンが適用されていたらOK

404ページ設定

独自の画像にしている場合、変更不要です。

Cocoon設定の「404ページ」を開く

Cocoon設定の「404ページ」を開く

「/cocoon/」に「-master」を追記し「/cocoon-master/」にする

「/cocoon/」に「-master」を追記し「/cocoon-master/」にする
OGPホームイメージ

独自の画像にしている場合、変更不要です。

Cocoon設定の「OGP」タブを開く

Cocoon設定の「OGP」タブを開く

「/cocoon/」に「-master」を追記し「/cocoon-master/」にする

「/cocoon/」に「-master」を追記し「/cocoon-master/」にする
AMP>AMPロゴ

独自の画像にしている場合、変更不要です。

Cocoon設定の「AMP」タブを開く

Cocoon設定の「AMP」タブを開く

「/cocoon/」に「-master」を追記し「/cocoon-master/」にする

「/cocoon/」に「-master」を追記し「/cocoon-master/」にする

②吹き出し(Cocoon標準)

Cocoon標準の吹き出しの設定を変更します。
標準の吹き出しを使っていなければ変更しなくても問題はありません。

Cocoon設定>吹き出しを開く
Cocoon標準の吹き出しを編集する

(「[SAMPLE 010] どや顔女性(右)」を例にして編集)

「/cocoon/」に「-master」を追記し「/cocoon-master/」にする

「/cocoon/」に「-master」を追記し「/cocoon-master/」にする

この変更をを他の吹き出しにも適用すれば完了です。

自分で追加した「吹き出し」であればメディアライブラリの画像を指定しているため、修正不要だと思います。

③テーマ内ファイル編集

テーマないの「css」や「tmp-userのphp」を独自に編集している場合、その内容を反映してください。

  • style.css
  • amp.css
  • tmp-user/head-insert.php
  • tmp-user/amp-head-insert.php
    など

オサカナの場合は「style.css」だけ独自カスタマイズしていたので、再インストールしたCocoonに内容を反映しました。

オサカナ(キリッ)
オサカナ(キリッ)

ここまでくればあと少し

(5)旧Cocoon削除

設定移行まで完了すればテーマ「cocoon」「cocoon-child」は不要になるので削除します。

いつでもバックアップできるように削除しない選択もあると思います。

WordPressの「テーマの詳細」か、Cocoonコントロールパネルの「ファイルマネージャー」から削除できます。
ここでは「テーマの詳細」の手順を紹介します。

外観>テーマを開く

外観>テーマを開く

不要になったテーマの「テーマの詳細」を開く

テーマを削除する

「削除」リンクのアドレスが「cocoon」または「cocoon-child」のものであることを確認しましょう。

確認ダイアログをOKします。

「cocoon」「cocoon-child」の2つ分を繰り返せば完了です。

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まとめ:フォルダ変更を乗り越えればテーマ更新できる!

やったー

今回はCocoonインストールフォルダ修正と設定を引き継ぐ方法を紹介しました。
この作業が完了すれば、これからテーマ更新ができますね!

ConoHaユーザで同じ悩みがある人の助けになると幸いです。

実はいやらしいことに、インストールフォルダを修正前から「cocoon-master」はあったことで、テーマ更新対象になっていました。
そのため、Cocoonの更新できているとずっと勘違いしていたことに気づく。。。

オサカナ(ニコ)
オサカナ(ニコ)

寄付特典の設定がなかったので、なんかおかしいとおもってた

コメント

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